「逗子から那須から代々木から」 about AKANE SUZUKI

10.10 SAT — 10.11 SUN
groundfloor Gallery, Nakameguro

UNDECORATEDがキュレーションするギャラリー型ライフスタイルプロジェクト「と UNDECORATED」では、10月10日(土)と11日(日)の2日間、groundfloor Galleryにてジョイントエキシビション「逗子から那須から代々木から」を開催します。


逗子、那須、代々木。

それぞれ異なる場所を拠点に活動する3人が出会い、それぞれのものづくりや暮らしを持ち寄る今回のエキシビション。

今回は、そのうち那須を拠点に制作する陶芸家・鈴木茜さんにフォーカス。
陶芸を始めたきっかけから、那須という場所での暮らし、作品づくりで大切にしていること、そして日々の服についてまで。鈴木さんの言葉から、ものづくりの背景にある時間や環境、人とのつながりを紐解きます。

 
01|陶芸を始めたきっかけって、何だったんですか?
ワーキングホリデーに、30歳という年齢でギリギリ挑戦し、思い切って「今しかできないこと」に踏み出したことで、帰国後も何か新しいことを始めたいと思うようになりました。 もともと器を集めることが好きで、地元で陶器市が開催されていたこともあり、まずは趣味として陶芸教室に通い始めました。
1年ほど通ううちに、少しずつ「もっと本気で陶芸をやってみたい」という気持ちが強くなっていって。そんなタイミングで、寛斉さんから「アシスタントとして一緒にやってみないか」と声をかけていただきました。
そこからアシスタントとして陶芸に携わるようになったことが今に繋がっています。



02|那須を拠点に活動されていますが、那須という場所は、ものづくりにどんな影響を与えていますか?
単純に、自然が好きなんです。
木に囲まれた、好きな環境で仕事ができていること自体が、すごく良い影響を与えてくれていると思います。
休憩中に近くを散歩するだけでもリフレッシュできますし、木々を眺めていると落ち着きます。
外で作業していても気持ちいいですし、葉っぱの虫食いが模様みたいになっているのを見て、「面白いな」と思ったり。
そういう、日々のちょっとした発見が楽しいですね。



03|作品をつくる上で、大切にしていることはありますか?
「手間をかけること」ですね。
どれだけ作品を触っているかで、作品に深みが出るような気がしています。
特に自分はまだ独立したばかりなので、今はそれ以外にないのかな、とも思っていて。
轆轤を使って綺麗につくったあとに、少しやすりをかけてみたり。最後の仕上げでもやすりをかけて、あえて表面を剥がしてみたり。
焼き方も、時間がかかる方法を選んだりします。
選択肢があったら、なるべく手間がかかる方を選ぶ。
そうやって一つひとつ手をかけていった結果として、今の作品が生まれているんだと思います。


04|普段の服装についても聞かせてください。ものづくりをしているときは、どんな服を選びますか?
いつも同じような服を着ることが多いですね。
アースカラーのシンプルな服が好きです。
作業中は古着だったり、汚れてもガシガシ洗えるような、タフな服が多いです。
古着だと、汚れても「味が出たなぁ」って思えるので。
そういうところも含めて、気にせず着られるものが好きなのかもしれません。



05|今回の「と UNDECORATED」では、コミュニティ同士が出会って、新しいつながりが生まれる場をつくっていきたいと考えています。鈴木さんご自身は、活動をする上で、人とのつながりやコミュニティについてどんなことを大切にしていますか?
那須に引っ越してきたことで、新しいコミュニティが増えたことも大きかったです。
身近に、もしものときには助け合えるような、信頼できる人たちがいるだけですごく安心感がありますし、何より単純に一緒に過ごすことが楽しい。
 最近は作家さんとのつながりも少しずつ増えてきて、日々たくさんの刺激をもらっています。
それぞれに違った作り方や考え方があって、話をするたびに新しい発見があります。
年齢も表現方法もさまざまですが、不思議と考え方や感覚が似ている人たちが自然と集まってくるんだな、と感じることも多いですね。



06|最後に、今回のイベントを楽しみにしてくださっている皆さんへメッセージをお願いします。

ぜひ、実際に作品を手に取って見ていただけたら嬉しいです。
写真だけでは伝わらない質感や、手に取ったときの感じもあると思うので、会場で実際に見てもらえたらと思います。
皆さんにお会いできるのを楽しみにしています。


Akane Suzuki|那須
陶芸家・鈴木茜は、美容師・ヘアメイクを経て渡英し、帰国後は陶芸家・野口寛斉氏に師事。現在は那須の自然に囲まれたアトリエで制作を続けています。
丸みのあるフォルムや手仕事ならではの揺らぎ、深い瑠璃色が印象的な作品は、暮らしの中で静かな存在感を放ちます。花を生ける、食事を盛る、ただ置いておくだけでも、空間に心地よい余白を生み出す器です。
Instagram|@akanesuzuki_



―EVENT INFORMATION

Joint Exhibition「逗子から那須から代々木から」

日付:2026.10.10 (土) — 10.11 SUN(日)
時間:13:00 — 19:00
会場:groundfloor Gallery
東京都目黒区上目黒1-5-5 VORT中目黒2F

EXHIBITORS
EYEON general store   / ワイン・雑貨
陶芸家 鈴木茜  / 花器・うつわ
Whole / 花・植物

Curated by とUNDECORTAED