Story of the Material - Washi Rayon Yarn -

ブランド名にある“飾らない”という意味そのものがコンセプトになっているUNDECORATED。素材の感動を感じることができるよう、「まず素材を決め、その素材のためのデザインをする」というアプローチで、意義のある素材作りから服作りまでを心がけています。 本ジャーナルは、その素材作りからデザインのこだわりまでブランドのキーとなるストーリーをご紹介していくシリーズです。 今回は、和紙から作った原料で編み立てた「Washi Rayon Yarn」についてご紹介いたします。

和紙は綿糸に比べて約半分ほどの軽さで、毛羽立ちのない独特のシャリ感や肌触りが特徴的な素材です。また、天然繊維であるため生分解性を有し、土に還る地球に優しい素材でもあります。 同糸はレーヨン糸と撚糸することで、和紙本来の清涼感を保ちながら肌馴染みの良さを加え、しっとりと落ち感のある風合いに仕上げました。

原料産地 : 日本(和紙) カナダ(パルプ/レーヨン)
生地生産地 : 愛知県一宮市
本体:和紙 54% レーヨン 46%



Washi Knit Top ¥31,900

「夏でも着られる長袖で、軽くて小さく畳めて、持ち歩けるトップス」というコンセプトを形にした一枚。 縦長で細身に見えるようシルエットにこだわり、襟付きのデザインで凜としたマニッシュさを際立たせました。かぎ針編みのようなノスタルジックでやさしい雰囲気。絶妙な首元の開き具合と程よい透け感は洗練された印象を高めます。



Washi Knit Pants ¥39,600

裾まで裏地を配することで、足捌きをスムーズに、肌に生地が張り付くことがないよう工夫したパンツ。綺麗なラインを見せるために、膝から裾にかけてフレアなシルエットにしているのも魅力のひとつです。トップスは長めのTシャツなどカジュアルなものにし、きれいめなパンプスやサンダル、バブーシュといった靴を合わせれば、メリハリの効いたクールな印象を演出できます。

この素材は吸水性や吸汗性にも優れ、ベタつきにくいのも特徴。汗ばむ夏にも最適ですが、春先から秋まで長く楽しんでいただけるアイテムでもあります。

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