Coating Canvas Jacketのはなし

ハンティングジャケットをデザインソースに、“コットン地だけれどレザーのような見え方のアイテムを”という出発点から誕生した「Coating Canvas Jacket」。

2024年秋冬コレクション受注会では多くの方に実際に手触りや着心地を体感していただき、注目を集めたアイテムです。

 今回はそんなCoating Canvas Jacketについてお話しします。

 

 デザイナーの河野がこのCoating Canvasシリーズを作ろうと思ったきっかけは、「化学繊維やレザーのような表面感を、天然素材のコットンやプリント技法を用いて表現したかった」から。

以来、「どうすれば テクスチャーや機能を近付けることができるか?」と、試行錯誤を繰り返すことになりました。

 

実際にできあがった一着は、写真の通り、一瞬では化学繊維やレザーと見分けがつかないほどの質感に。


これは、高密度で製織したオックス生地をベースに、その織り上げた表面に高い技術力を誇る京都のプリント工場でウレタンを乗せ、さらにその上に透明の箔のコーティングを施し、仕上げに揉み洗い加工をしてシワ感をつけることにより実現しています。
いわば、「デザイナーのアイディアと職人さんたちの技術の高度な融合」といったところ。

 

おまけに、表面にコーディング加工をしたことで防風・撥水機能が備わり、雨の日でも着用していただけるうえ、臭い移りがしにくいので忘年会などの食事の席が多くなる今の時期にも安心して着用いただけるという副次的な良さも加わりました。

 

とはいえ、「コットンを化学繊維やレザーに近付けるのではなく、むしろそれらの素材を使ったら良かったのでは?」という疑問を抱く方もいらっしゃるかもしれません。

 

その答えになるのが、肌に触れる裏面へのこだわりです。

 

Coating Canvas Jacket をはじめとするCoating Canvasシリーズは、裏面がコットン地であるからこその肌当たりの良さ、軽さを感じていただけるのも特徴となっています。

これは“ブランドらしさ”として外せないポイントのひとつ。

 

 

もちろんそれだけではなく、身頃の内側に大容量ポケットを設けてバックレスでも着用いただきやすくしたり、袖口のボタンを2つ揃えることでシルエットに変化をつけて着回しを楽しんでいただけるようにしたり、といった工夫も重ねています。

 

ライトな着心地のCoating Canvas Jacketは、秋口から春先まで長く着回していただけるのも魅力のひとつ。本格的な冬に向けてはコートの下に重ね着して防寒性を高めつつコーディネートのアクセントにする着こなしで、春先にかけてはサッと羽織って寒暖差に対応しつつ軽やかな雰囲気で、装いを楽しんでいただけます。

 

オンラインストアでもおすすめの着こなしをご提案していますので、こちらもぜひご覧ください。

 

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 CoatingCanvas2024

 

【対象アイテム】

Coating Canvas Jacket

Coating Canvas Skirt

Coating Canvas Boa Vest