2026 Spring / Summer Fabric Mood Board

「素材のためのデザイン」。
UNDECORATED
は、素材そのものが持つ性質や佇まいを起点に、服づくりを行っています。
着用することで初めて立ち上がる感覚や、肌に触れた瞬間の心地よさ。そうした体験を、静かに、確かなものとして残すことを大切にしています。 

2026年春夏コレクションでは、色にフォーカス。
曖昧なトーンが重なり合うウール、レイヤー状にプリントを施した軽やかなコットンローン、加工を重ねることで表情を引き出したシャツやカットソー。
素材と色が自然に呼応するアイテムを展開します。

定義しきれない色、不完全な揺らぎ。
その曖昧さを肯定しながら、独自のカラーパレットとして表現しました。

 今回は、そんなコレクションを支える素材についてご紹介します。 

 

OVER-PAINTING

6色のシルク版を放射状に重ね、幾層にも奥行きがあるかのような表情を生み出した、印象的なプリント。

職人の手作業により、一層一層丁寧に版を重ねて仕上げています。

生地には、和歌山県で編み立てた膨らみのあるコットンジャージーを使用。
米綿をブレンドした40番双糸を用いることで、柔らかくしなやかな風合いを実現しました。
さらに、生地の状態で洗い加工を施し、空気を含んだようなエアリーなふくらみのある質感に仕上げています。

 

 

 


AIRY COTTON

60番手の糸を使用した、薄手のコットンローン素材。
きめ細かく、透け感を抑えつつ、素肌に触れた瞬間に心地よさを感じる、なめらかでやさしい肌触りが特長です。
揉み洗い加工により繊維がふんわりとほぐれ、肌にはりつくことなく、さらりと軽やかな着心地に仕上げています。

 

 

 GRADATION WOOL

3シーズンにわたり展開している「GRADATION WOOL CLOTH」。
今季は明るく爽やかな色味に仕上げました。

オーストラリア産メリノ種のウールを使用したトロピカルウールで、夏でも快適に着用できます。
しなやかな肌触りと軽やかな清涼感が特長で、特殊加工によりシワになりにくく、汗蒸れもしにくい快適な素材です。

生地は織り上げた後、4色の染料を同時に流し込み、職人が一点一点丁寧に仕上げるグラデーション染めを施しています。
手作業ならではの奥行きある色合いが魅力の、貴重な加工です。

 

 

 

OMBRE STRIPE

甘撚りのウールとポリエステルの超極細混紡糸を使用し、あえて甘く織り上げることで、ウールならではのとろみとふくらみを感じられる、柔らかな生地に仕上げました。
5
色に染め分けた糸で繊細なオンブレストライプ柄を表現。
ガーゼのように優しい肌触りと、美しいドレープ性を兼ね備えた、表情豊かなファブリックです。

 

 

 

WATER-PROOF WOOL

縦糸にウールとポリエステルの混紡糸、緯糸に伸縮性のあるポリエステル糸を用い、高密度に織り上げたトロピカルウール素材です。
左右方向にややストレッチ性があり、快適な着心地を実現しています。

生地表面には撥水加工を施し、透湿性も備えているため、高温多湿な日本の夏でも快適に着用可能です。
さらに、縦糸と緯糸を微妙に異なる色で染めることで、光の加減により表情が変化するシャンブレーのような奥行きある色合いを楽しめます。

ポリエステルを組み合わせることで、軽さとイージーケア性も兼ね備えた、実用性と上質感を両立した素材です。

 

 

 

LINEN / COTTON

奥行きある表情と自然なドレープを併せ持つヨーロッパ産リネン、ハリと清涼感に優れたラミー、柔らかさと上品な質感をもたらすコットンの3種の天然繊維をブレンドしたサマーニット素材です。
原料選定から紡績・染色までを日本国内で一貫管理することで、それぞれの繊維の特性を最大限に引き出し、高い品質安定性と美しい風合いを実現しました。

通気性・吸湿性・軽量性に優れ、夏でも快適に着用できる、機能性と美しさを兼ね備えたテキスタイルです。

 


 

WRINKLED NYLON

繊維廃棄物から再生されたナイロン糸を使用した、サステナブルなタスラン素材です。
マットな質感とワッシャー加工による自然なシワ感が特徴で、リラックスした印象を与えます。
やや薄手ながらふっくらと仕上げ、コットンのような優しい肌触りと、ナイロンならではのソフトな風合いを兼ね備えた素材です。

 


 

COTTON TWILL

経糸・緯糸ともに20番手の綿糸を使用し、綾織で高密度に仕上げたツイル素材です。
しっかりとしたハリ感と上品な光沢を備え、仕立て映えする風合いが特長。
さらに製品仕上げで特殊加工を施すことで、使い込まれたような奥行きのある表情を加えています。

 

 

私たちUNDECORATEDは、これからも「素材のためのデザイン」という視点を大切に、季節の移ろいに寄り添う服づくりを続けていきます。
春夏の陽射しや風の暖かさのように、肌に触れた瞬間の心地よさと小さな幸福を、ぜひコレクションを通して感じてください。

 

2026年春夏コレクションLOOK BOOKhttps://undecorated.jp/pages/2026-spring-summer

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